ポリスアカデミーの感想一覧
映画「ポリスアカデミー」についての感想が4件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
人間の成長を描いたヒューマンドラマ
主人公が誰なのか!?本編を観ていると、主人公が誰なのか、分からないのが特徴といえます。登場人物の全てが、主人公なのではないか、とすら思えてきます。それは、学校に入学している生徒だけに限らず、先生や犯人の存在も主人公として捉えることができるのです。登場人物の個性が強烈で目立つ存在ということも大きいのかもしれません。しかし、こういった作り方は、違うものを意図しているようにも考えられます。メインとなる主人公は、ケーリー・マホニーなのでしょう。しかし、彼だけが主役なのではありません。主役は、ポリスアカデミーに入学してきた全生徒を指しているのだとも考えられます。その根拠は、生徒の全員が欠けることなく、厳しい訓練に耐えて卒業をしている為です。また、物語を描く目線も、それぞれの生徒から描かれ、マホニーに固定されていません。すなわち、物語の主人公は、学校に関わっている生徒・先生、そして、犯人に至るまで...この感想を読む
下品だけどシリーズ全部ハマって見ました
この映画は、ただただギャグ映画です。ものすごく有名な俳優女優は出演していませんが、主要キャストのほとんどが実はコメディアンという何ともアメリカらしい実に大らかな限りなくB級に近いハリウッド作品と言えます。でも実は7作まで上映されていますので、多くのファンがいたことも事実です。警官の採用方法を変更する通達を出したとあるアメリカの大都市。警官希望者は多くやってきたが一目で警官不適合とわかるような濃いメンバーがいた。マホーニー、ハイタワー、タックルベリー、ラーヴェルなどが警官たちのきついしごきにも耐え、警察学校卒業間近のときに、街で起こった暴動鎮圧に駆り出されてしまう・・・・・・。10年位前までは週末の洋画劇場でたくさん放映されていた作品ですが、どういうわけか最近まったく見なくなったのが残念です。小ネタ的に結構エッチなシーンがちりばめられているので、今は色々な事情で放映されないのが寂しいところで...この感想を読む
PTAが嫌いそうな映画
どうしようもなくおバカな映画。主人公マホーニーは何かと問題をおこしてしまう青年だ。その青年が警察学校に入学する事になった。マホーニーは警察学校に入る事を良くは思っていなかったが入学してみるとマホーニーに勝るほどの問題児ばかり。これが本当に警察になりたいという気持ちで入学してきた奴らなのか?という程間抜けなキャラばかり。この問題児達が所狭しと暴れちらし騒動を巻き起こしながらも、警察学校の仲間と団結心を培っていったりおバカながらも警察官という立場に一歩一歩近づいていく。どんなにグチャグチャになっても最後は綺麗にまとまる。アメリカらしいバラエティ色豊かな映画です。
下品ですが私は好きです
つまんないアメリカンジョークと変なリズムで下品な事を口ずさんだりするシーンが盛り沢山あります。吹替版でしか見た事がないのですがなかなか口調が荒い感じで乱暴です。小さい頃に何度も見ていて大人になってからその下品な歌詞?の意味を理解した時に改めてすごい映画だな~と思いました。下ネタっぽいギャグも沢山あるので家族とかと見るとちょっと気まずくなってしまいそうです。日本の警察物の映画じゃありえない程の砕け方、個性豊かな登場人物達が力を合わせていろんな試練を乗り越えていきハッピーな気分になれる映画です。映画をみおわった後はきっと誰もが1人はお気に入りのキャラクターがいるはずです