フリッパーのあらすじ・作品解説
1996年に製作されたアメリカの映画であり、1960年代に放送されたTVドラマ『わんぱくフリッパー』のリメイク作品である。 水中撮影の第一人者であるカメラマンのピート・ロマノと野生生物写真家のボブ・タルボットの協力により、透明感と美しさのあふれる水中撮影シーンを実現させている。 14歳の少年サンディは、夏の間、南フロリダの小さな島に住む叔父に預けられることになった。本土からの密猟者ダークが親子のイルカにライフルを発砲しているところに出くわしたサンディは、母親を殺された子供のイルカを逃がしてやった。これがきっかけで子供イルカはサンディの前にたびたび現れるようになり、サンディはこの利口なイルカをフリッパーと名付け、仲良くなっていく。フリッパーを仲立ちに、島一番の美少女であるキムや、内向的な性格だが機械に強い少年のマーヴィンという友達もでき、サンディが仲間と共に成長していくというストーリーとなっている。