パフォーマンスの評価
パフォーマンスの感想
大物の若かりしころの姿が拝める
1970年に公開された作品。1968年製作、内容がきわどすぎると言う理由で公開を控えられていた。ミック・ジャガーとアニタ・パレンバーグが出演。ストーリーは殺人を犯し、身を隠すために押し入った屋敷には、ロック歌手が住んでいた。そのロック歌手は中性的で、化粧をし、退廃的で、隠微で、という平均の人間の常識とは、可也離れている生活を送っていた、と言うお話。ミックジャガーが若い、彼はこの役を演ずるのに、大変な努力をしなければいけなかったらしい。不思議なことだが、イメージと本人と言うのは違うことが多い。友人が金を有り余るほど持ち、何も怖いものが無いとしたら、どうなるかと、彼のバンドのメンバーの姿を想像して役作りをした。彼は大変まじめに破綻した演技をしたというが、まじめな配給会社には眉をひそめられて、二年間のお蔵入りとなっていた作品。