ノスフェラトゥのあらすじ・作品解説
ノスフェラトゥは、1979年に製作された西ドイツ・フランス映画である。監督は、「バッド・ルーテナント」「戦場からの脱出」のヴェルナー・ヘルツォーク。出演者は、 クラウス・キンスキー、イザベル・アジャーニ、ブルーノ・ガンツ。 1922年に製作された映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」のリメイクである。 ジョナサン・ハーカーは美しい妻ルーシーと暮らしている。仕事で遠くにあるドラキュラ伯爵の家に行くことになり、心配する妻を残して旅立つのだった。 ドラキュラ伯爵に迎えられて食事のもてなしを受けるジョナサンだが、ドラキュラ伯爵の家の奇妙さに目を奪われてしまい、ナイフで指を切ってしまう。 血を察知したドラキュラ伯爵はジョナサンに目を向け、血を吸ってあげようと言うのだった。断るジョナサンだが無理矢理指の血を吸われ、すっかり気味が悪くなる。 その頃、妻ルーシーにも異変が起こっていた。 退廃的な雰囲気の中、ドラキュラ伯爵の悲しみを湛えた存在感とイザベル・アジャーニの狂気を孕んだ美しさが印象的なホラーである。
