FLIP-FLAPのあらすじ・作品解説
FLIP-FLAPは、講談社の「月刊アフタヌーン」の2007年2月号に読み切りとして掲載され、主人公を変えて2008年3月号から6月号まで連載された、とよ田みのるの熱血青春漫画である。FLIP-FLAPとは、「軽く打つ」というような意味で、舞台となるゲームセンターの名前である。 物語は、ピンボールの上達に青春をかける若者達を中心に展開される。読みきり版では、大学生の筑波フリオが、ゲームセンターで出会った振波ヒカルというピンボールに情熱を持った少女に惚れ、彼女に近づくために、アルバイトをしながら、ピンボールの腕を磨く。連載版では、主人公の深町君が、高校生活最後の日に告白したあこがれの山田さんから、ピンボールのハイスコアを交際の条件に出され、ピンボールをはじめ、しだいにのめりこんでゆく。ピンボールはゲームではあるが、スポーツ漫画のような熱気のある作品である。 単行本は、2008年に「アフタヌーンKC]として、1巻が発売されている。