地獄に堕ちた勇者どものあらすじ・作品解説
地獄に堕ちた勇者ども(原題:The Danmed(英語題))は1969年にイタリアで、1970年にドイツと日本で公開されたイタリア&ドイツ(1969年時は西ドイツ)製作のドラマ映画である。 監督は「郵便配達は二度ベルを鳴らす」「異邦人」のルキノ・ヴィスコンティで脚本も担当している(脚本には他2名も共同作業)。 製作総指揮はビエトロ・ノタリアンニ。 なお、この映画は"ドイツ3部作"のうちの第1作目であり、主演を「ベニスに死す」(ドイツ3部作第2作目)のダーク・ボガードが務め、他共演者にはイングリット・チューニン(「叫びとささやき」)、ヘルムート・バーガーらがいる。 この作品はナチスが政権を握った時代とされる1933年のドイツで製鉄王・エッセンベック一族による争いに不運が漂う中、悲劇や葛藤などさまざまな出来事を描いた物語となっている。