オードリー・ローズのあらすじ・作品解説
リー・イン・カーネーション(生まれ変わり)の悲劇を描いた、1977年に公開されたアメリカのオカルト・ホラー映画。原作・脚本・製作はフランク・デ・フェリッタ。監督は「地球の静止する日」「たたり」のロバート・ワイズ。 ニューヨークで幸せに暮らすビルとジャニスの9歳の娘アイビーは、賢く素直で誰からも愛される娘であった。が、いつからか不審な男がアイビーをつけまわすようになり、ついには自宅を訪れ、夫妻と話したいと言い出す。男はフーバーと名乗り、妻とオードリー・ローズという5歳の娘を事故で亡くしたことから、インドで修業をして悟り、輪廻転生を信じ、その転生先がアイビーであるというが…。 フーバーを、70年代には「マジック」(英国アカデミー賞主演男優賞ノミネート)など、このような役柄を得意としたアンソニー・ホプキンスが演じ、ジャニスを「グッバイ・ガール」「ステラ」のマーシャ・メイソン、ビルを「スリーパー」「ローラーボール」のジョン・ベック、アイビーをスーザン・スウィフトが演じている。