黄金の腕のあらすじ・作品解説
黄金の腕は1955年に公開された映画であり、1949年に麻薬をテーマに取り扱ったネルソン・オルグレン原作の同名小説を実写化した作品である。 主演は「野郎どもと女たち」のフランク・シナトラ、ヒロインは「渡るべき多くの河」のエリナ・パーカー。 「帰らざる河」や「カルメン」でも監督を務めたオットー・プレミンジャーがメガホンを取り、脚本は「ゴールデン・ボーイ」のルイス・メルツァーと「海底の黄金」のウォルター・ニューマン、ノンクレジットではあるがハリウッド・ブロードウェイを代表するベン・ヘクトが共同で執筆している。 ユナイテッド・アーティスツと松竹外画部(日本公開年月は1956年5月)がそれぞれ配給を担当し、公開当時北アメリカでの興行収入は410万ドルとなっている。 この作品はポーカー博打で警察に逮捕されそのまま麻薬対策病院へ入院していたフランキーという男がやめると誓ったはずの博打と麻薬に再度手を染めてしまうという物語になっている。