栄光への脱出のあらすじ・作品解説
栄光への脱出は1960年にアメリカで公開されベストセラーとなったレオン・ユリスの同名小説を映画化した作品である。 オットー・プレミンジャーが監督と製作を兼任。 主演は「明日に向かって撃て!」「ハスラー」のポール・ニューマン。 制作費は400万ドル、興行収入(全世界)は2175万ドルとなっている。 映画主題歌の「Exodus」は1960年~61年にかけて大ヒットを記録していることもあり、マニアックな映画ファンの間でも知られた作品である。 他共演者には「北北西に進路をとれ」のエヴァ・マリー・セイントや「落ちた偶像」のラルフ・リチャードソン、「オーシャンと11人の仲間」のピーター・ローフォード、「カラマゾフの兄弟」のリー・J・コップなどらがいる。 この作品はホロコーストで生き残ったユダヤ人達をイギリス軍にバレずにパレスチナに移住させるためアリ・ベン・カナンというユダヤ人兵士がExodusと名前を変えた貨物船を手に入れ国家建国のためにエルサレムに送り込ませるという内容である。