一緒に遭難したいひとの評価
一緒に遭難したいひとについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
一緒に遭難したいひとの感想
自由を愛する美女ふたりの神戸サヴァイブ(というほどでもない)
シリーズ開始からなんと23年も経ってしまいました。主婦と生活社から1巻が刊行されたのが97年、講談社のワイドKCにお引っ越しして、やっと絶版しないコミックスになりました。掲載誌が次々廃刊になったりと、内容に反して(いや沿って?)厳しい渡世をあゆんできた作品であります。そんなわけで、第1作が発表されたのは1990年。マキちゃんのおっとり加減はまったく変わりませんが、キリエのお召し物はちょっと時代を感じるツーピースです。個人的にこの巻では年末お金がなくて倹約でしのぐ話が好きです。手作りクリスマスメニューは淡泊ですがこの上なくおいしそう。エイコは西村作品のなかで最も「手作り」が得意かもしれませんね。というか、百合もミサオもここから始まったのか…。