アニーよ銃をとれのあらすじ・作品解説
アニーよ銃をとれは1950年アメリカ合衆国公開のミュージカル映画である。 原作は1946年に初演されて以来、数度に渡って上映されている同題のミュージカル作品であり、日本でも1964年に日本人キャストによって上演されて以来扱われている演目である。 この作品は実在した女射撃手アニー・オークレイとその夫フランク・バトラーをモデルとしており、山の娘だったアニーがショー一座の花形射手だったフランクと出会い恋に落ちるところから始まり、ショーに加わって旅する中で才能を開花させるアニーと対称的に花形の座をアニーに奪われ失意の中ライバル一座に転身したフランクが、最後には再び手を取り合うまでを描いた作品である。 アカデミー賞作曲賞を受賞したことでも分かるように作中楽曲に対する評価の高い作品であり、アーヴィング・バーリンによる楽曲「ショウほど素敵な商売はない」は1954年公開のミュージカル映画の題名として使われている。