ANGEL VOICEのあらすじ/作品解説

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漫画レビュー数 3,135件

ANGEL VOICE

4.504.50
画力
4.00
ストーリー
5.00
キャラクター
4.00
設定
4.50
演出
3.00
感想数
1
読んだ人
1

ANGEL VOICEのあらすじ・作品解説

ANGEL VOICEは、週刊少年チャンピオンで2007年21号から2014年42号まで連載されていた古谷野孝雄の漫画作品である。単行本は全40巻。 千葉県にある市立蘭山高校のサッカー部は、県内最強軍団と呼ばれるチームである。しかしそれはサッカーが上手いという意味ではなく、ケンカの強さを皮肉っていわれたものであった。通称「市蘭」のサッカー部は、監督の黒木鉄雄によって腕っ節の強い不良たちが集められ、そこからチームの立て直しが図られようとしていた。そんな問題児の多いチームのため、様々なトラブルに直面しながらも、監督などの熱い指導によって困難を打破していく本格的青春スポーツ漫画である。 本作品は、特に作りこまれたストーリーの評価が非常に高くなっている。物語序盤の伏線を長い時間をかけて回収し、その練られた構成に驚愕した読者も少なくない。また、キャラクターも一人ひとり丁寧に描かれており、名作との呼び声も高い作品となっている。

ANGEL VOICEの評価

総合評価
4.504.50
(1件)
画力
4.004.00
ストーリー
5.005.00
キャラクター
4.004.00
設定
4.504.50
演出
3.003.00

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ANGEL VOICEの感想

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パクリパクリという前に読んでみるべき

しっかり考えられた設定に基づいて描かれたストーリーとキャラクターこの漫画のあらすじは簡単に言うとケンカ最強の不良軍団が高校サッカー日本一の高校を倒すというストーリーです。結構ありふれた設定ですが、この作者は前作「ゴーアンゴー」でもそうでしたが、あらかじめ結末を用意してから、それに至る経緯を綿密に描くため、ありふれた設定でも読んでみると非常に面白いです。1巻の表紙、まえがきで出てきたシーンが物語が最終盤となった36巻に再登場するあたりからもそれは分かります。また設定を活かした魅力的なキャラクターづくりも特徴的です。挫折や苦悩を経て成長する人間味溢れる脇坂や不良軍団の中にあって唯一真面目なキャラでアクセントをつける百瀬などが魅力的です。漫画特有のファンタジーを含みながらもリアル感溢れるサッカー描写上達スピードが早すぎるという漫画ならではの描写はありますが(作中ではケンカ最強軍団は運動神経も抜...この感想を読む

4.54.5
  • やべっちやべっち
  • 3036view
  • 1097文字
PICKUP

ANGEL VOICEの登場キャラクター

百瀬宏一

よみがな:ももせ こういち ニックネーム:コーイチ 年齢(作品時):16歳 性別:男性 国籍:日本 所属:蘭山高校 性格:真面目 特徴:基本に忠実、並外れたキャプテンシーを持つ 物語上での目的:選手権予選千葉県大会で優勝 ポジション:MF(右ボランチ)

乾清春

よみがな:いぬい きよはる ニックネーム:キヨハル 年齢(作品時):15歳 性別:男性 国籍:日本 所属:蘭山高校 性格:無口でぶっきらぼう 特技:プレースキック 物語上での目的:選手権予選千葉県大会で優勝 ポジション:MF(トップ下)

水内陽介

よみがな:みずうち ようすけ ニックネーム:ジミー 年齢(作品時):16歳 性別:男性 国籍:日本 所属:蘭山高校 特徴:寝相が悪い 物語上での目的:選手権予選千葉県大会で優勝 ポジション:DF(左サイドバック) 背番号:3

キャラをもっと見る(11件)

ANGEL VOICEの名言

今日逃げたら明日はもっと大きな勇気が必要になるぞ

二宮修二

不良仲間の脇坂がサッカー部に入部することを躊躇し、入部するのは明日にすると言った際に言われたセリフ

キャプテンマークをつけるものは 味方に勇気と最後まで諦めない強い気持ちを与えなければならない それができるのはお前だけだ

黒木鉄雄

キャプテンを今までプレー以外でも味方を励まし、支えてきた百瀬に指名する際のセリフ。

チームが出来て半年とちょっと 短い間だったけど最高のチームだと思う だからっこのチームのことを忘れられるのは悔しい!! せめてあいつらの胸に刻み込んでいこうよ 市蘭サッカー部が存在したことを

百瀬宏一

負けが確定的になった船和学院戦で、なぜこれ以上戦う必要があるのかと言った脇坂に対するセリフ

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