バケルくんのあらすじ・作品解説
バケルくんは藤子F不二雄による少年漫画である。1974年より小学館の学年誌、コロコロコミックに連載された。 主人公は須方カワルという小学生の男の子で、カワルがある日宇宙人から手のひらサイズの人形一式をもらう所から物語りは始まる。 人形は数多くあるが主にカワルが使用するのがバケルくんというカワルと同年代の男の子の人形である。人形の鼻を押すと自分が人形になり、代わりに人形が巨大化し人間のサイズになる。その時カワルの意識は人形に乗り移っている。カワルがバケル君の家族をはじめ様々な人形に変身し、その人形が持つ能力でさまざまな体験をする話である。 複数の人形の鼻を同時に押す事で一度に複数の人間、動物に変身できるが中身はカワル１人なので全員が同じ動きをし、同じ台詞を喋る。 1980年代に学年誌小学四年生にてドラえもんの世界にバケルくん達が登場する話が描かれ、ドラえもんの短編映画「ぼく、桃太郎のなんなのさ」の元となった。1987年には実写ドラマ化もされている。
