Holy Brownieのあらすじ・作品解説
『ＨｏｌｙＢｒｏｗｎｉｅ』は、六道神士による漫画作品で、ヤングキングコミックスから全6巻の単行本が刊行されている。本作は、1996年から1999年にかけては成人向け漫画雑誌『COMIC激漫』で掲載していたが、2001年から2010年にかけては一般漫画雑誌に発表の場を移した。また、掲載された一般漫画雑誌は『ヤングキングアワーズ』が中心だが、他にも『ヤングキング別冊キングダム』や増刊『ヤングキングアワーズプラス』などでも掲載されている。 物語の主人公は、ブラウニーのピオラとフィオである。ブラウニーは本来ヨーロッパで伝承されている家に住み着く妖精のことを指すが、本作のブラウニーは神様の命令で人間を手伝う天使に近い存在である。そして、ピオラとフィオは人間を手伝うため悪戦苦闘する。しかし、いつも話が変な方向に向かってしまい、最後にはとんでもない結末になってしまう。この作品は、そんなピオラとフィオの姿を中心に描くファンタジー＆ギャグ漫画だが、強烈なブラックユーモアと皮肉が特徴的である。
