六三四の剣のあらすじ・作品解説
「六三四の剣」1985~86年にテレビ東京系列で放映されたアニメ作品である(全72話)。 原作は週刊少年サンデーにて1981~85年まで連載された、村上もとかによる漫画作品。2004年にはDVDボックスが発売されている。 本作は岩手県を舞台に、剣道を題材とした作品である。 剣道の達人で「岩手の虎」と呼ばれた父と「東北の鬼ユリ」と呼ばれた母の間に生まれた主人公の少年・六三四(ムサシ)。そんな剣道一家に生まれ幼少から竹刀を握る六三四が幾多の試合や父親の死と恩讐を乗り越え、示現流の使い手・日高剣介や二刀流の乾俊一、そして宿命のライバルの東堂修羅と互いに切磋琢磨し、剣道を通して成長してゆく姿を描く。 なお主人公・六三四の小学生時代を描いた1~49話に対して、50~72話は六三四が高校生へ進学したことを機に「六三四の剣 青春編」に改題されている。ちなみに六三四役の堀川亮と、ヒロインのひとり「もなみ」役の及川ひとみは本作での共演が縁で結婚に至った。
六三四の剣の評価
六三四の剣の感想
剣道アニメってこれだけじゃない!?
主人公、六三四の幼い頃から高校卒業までを描いた長編大作ですね。これは見始めたら止まらなくなります(笑序盤で父親が亡くなってしまうのが...このアニメの悲しい部分。でも元気いっぱいの剣道バカの六三四の成長が楽しみで止まらなくなってしまうんです。わんぱく過ぎると思うのですが...今どきのゲームばかりで外で遊ばない子どもたちに警告を与えられる作品ですね。また親の立場で観ても、過保護になりがちな世の中や教育に一石を投じることができるのではないでしょうか。六三四の成長につれ、物語に恋愛要素がでてくるのも本作の魅力ですよね。どちらを選ぶのかな〜って、ずっとヤキモキさせられる(笑好敵手も魅力的な存在なんですよね。最強の修羅くん、メチャ強いし。それぞれが複雑な家庭環境の中で成長していく様が試合になると感情移入できて、自分の中で盛り上がってくるんですよ。また最初は嫌な役で出ていた大石くんも、成長して六三四を導く...この感想を読む
六三四の剣の登場キャラクター
夏木六三̪四
よみがな:なつきむさし 生年月日:6月3日 性別:男 国籍:日本 住まい:岩手 家族構成:父・母・本人 特徴:年齢の割に身体能力が高い 特技:剣道 物語上での目的:教師を目指す 出身高校:開陽高校