謎の彼女Xのあらすじ・作品解説
謎の彼女Xは、独立局をメインに2012年4月から6月まで放送が行われてたアニメ作品である。ジャンルとして作者は「正体不明の恋愛漫画」としている。 一般的な高校生である主人公の椿明は、同じクラスに転校してきた卜部美琴に当初は全くの興味がなかった。しかし、卜部が放課後の教室で仮眠を取っている際に残した唾液を明が舐めた事で2人の不思議な関係が始まる。明が卜部の唾液を舐める事で相手の感情を知る事が出来るといった特殊能力を持っている事や卜部自身もハサミを趣味にしているといった個性的な2人の恋愛関係が描かれている作品である。また、架空の都市となっている事や2000年代ではあるが、携帯電話が登場しなかったり写真撮影をポラロイドカメラで行っていたりと変わった世界観が特徴として挙げられる。 作中に登場するパンツハサミや試験管、成人ファン用に謎のワインが販売されるといった「謎」や作品の中の細かなグッズ販売といった変わったメディア展開が行われた作品である。