祝福のカンパネラOVAのあらすじ・作品解説
「祝福のカンパネラOVA」は、「ういんどみるoasis」によって製作されたアダルトPCゲームを原作とするテレビアニメの、番外編OVA作品である。 2011年3月にDVDが発売され、テレビアニメと同様、監督はウシロシンジ、アニメーション制作は「AIC」が手がけた。 舞台は、海に囲まれ、世界の宝物庫とまで称される都市エルタリア。この世界では、空気や色々な物に「エール」と呼ばれる不思議な力が宿っている。主人公となるアイテム技師の青年「レスター」は、幼馴染でもあるエルタリアの公女「カリーナ」たちとともに、七年に一度、エールが満ちた年に起こる流星群を楽しみに待っていた。すると夜、エルタリアの大聖堂にいたレスターたちに向かって、一つの流れ星が落ちてくる。それを追いかけてみると、そこには眠っている一人の女の子が。彼女はゆっくり目覚めると、どういうわけか、目の前にいたレスターを「パパ」と呼んだ。これは、レスターたちとその少女「ミネット」との出会いがきっかけとなって巻き起こる、少し不思議な冒険の物語である。