世にも恐ろしいグリム童話 日本昔話のあらすじ・作品解説
世にも恐ろしいグリム童話日本昔話は、2009年にDVD発売されたOVAのアニメである。監督は増井壮一。子供達に親しまれているグリム童話や日本昔話を、大人向けにブラックに、時に全く救いもないような話に解釈している内容である。15歳以下は視聴不可。 収録されている話は「ヘンゼルとグレーテル」「青ひげ」「灰かぶり」「猿蟹合戦」「カチカチ山」「浦島太郎」の6作品。 「ヘンゼルとグレーテル」のヘンゼルとグレーテルは、危機回避能力が高くて全く感情がないようなダークな子供に描かれている。飢饉のために食べ物がなくなり、ヘンゼルとグレーテルは両親に森に捨てられてしまう。しかし何度も森に捨てられても、無表情な顔で静かに家に帰って来てしまうため、母親は精神が追い詰められていく。森の中で魔女の家を発見したヘンゼルとグレーテルはある行動に出る。 ストーリーは、ある男がビデオ店に入ると、店員の老婆から「サービスですから」と童話のビデオを薦められるという流れで始まる。