ジーンダイバーのあらすじ・作品解説
「ジーンダイバー」は1994~1995年にNHK教育テレビ「天才てれびくん」内で放送されたアニメ作品。 本作の特徴のひとつに実写と手描きアニメ、CGを併用した映像表現があるが、量子コンピュータや遺伝子解析、仮想世界、恐竜の滅亡に大規模噴火と隕石衝突の併用説を取り上げるなど小学生向け番組としてはハードな内容も扱ったSF作品でもある。 本編のストーリーは、取得した遺伝子情報を元に生物の歴史を再現できるバーチャル世界内で、絶滅生物のデータを採集する「ジーンダイバー」の活躍を描いている。物語の前半は齧歯類(げっしるい)から進化したもう一つの人類プグラシュティクとの争いを描くプグラシュティク編、後半は有機生命体の進化に介入する無機生命体の計画を阻止するスネーカー編から構成されている。 なお本作は同じく天才てれびくん内で放送されたアニメ作品「恐竜惑星(1993年)」、「救命戦士ナノセイバー(1997年)」とあわせてNHK公式ではバーチャル3部作という呼び方がなされている。