アリスSOSのあらすじ・作品解説
アリスSOSは、中原涼の『アリス』シリーズが原作でNHKのテレビ番組『天才てれびくん』の枠内にて1998年04月06日から1999年01月28日までに全14話が放送されたアニメである。 本が大好きな少年、嵯峨野タカシ(さがのタカシ)は、古本市で買い物中に「天国出版・数学冒険SF・神様付き」という表紙の本を見つけた。早速購入し家に持ち帰ると中からM1と名乗る神様が現れ、不思議の国のアリスの主人公アリスが悪魔の親分に攫われてしまったと告げられる。 タカシはアリスを救出すべく仲間と共に異次元世界を冒険し、行く先々で現れるアリス救出を阻む敵と謎解きバトルをする事になるのであった。 番組のオープニングに使用された曲は、ピンクレディーのSOSを出演者がカバーした事が有名でオープニング映像の演出の高さも評価されている。この演出を担っていたのは、後に『時をかける少女』や『サマーウォーズ』等で有名となるアニメ監督細田守が手掛けていた。