スレイヤーズごぅじゃすのあらすじ・作品解説
「スレイヤーズごぅじゃす」は、富士見ファンタジア文庫レーベルより発表されていた神坂一のライトノベル「スレイヤーズ」シリーズを原作にした劇場用アニメーション作品である。 1998年8月1日に公開された本作は、同タイトルの劇場版第4作目となっており、モンスターや魔術が普通に存在しているファンタジー世界を舞台に、主人公の少女「リナ・インバース」と、彼女の相棒的な存在となっている「白蛇(サーペント)のナーガ」の2人が、旅の途中に立ち寄った城下町「コルドロン・シティ」で遭遇した、とある事件の様子を描いたストーリーとなっている。 スレイヤーズは元々、原作小説が「本編」と「外伝」の2シリーズに分かれて執筆されており、特に外伝シリーズではギャグ要素を重視した作風になっていた。そして、劇場版アニメもまた外伝シリーズに倣ったコメディタッチの作品となるのが通例となっており、本作「ごぅじゃす」においてもそのスタンスは守られ、リナとナーガが巻き起こすドタバタを楽しみにするファンの期待を裏切らない内容となっていた。