ちさ×ポンのあらすじ・作品解説
ちさ×ポンは、週刊ヤングジャンプにて2001年から2005年に連載され、高校生の恋愛模様を描いた作品である。作者は中野純子であり、全8巻が発行されている。 主人公の本田良仁は、愛称がポンタという高校生であり、友人の山根太郎、三田村次郎と共に計画した海水浴旅行をきっかけに、ヒロインである浜野千砂と出会うことに。千砂はポンタの好みではなかったが、徐々に二人は接近し、やがて付き合うことになる。二人の甘い関係は順調かと思いきや、お互いに童貞と処女であった二人は、身体の関係に進展できないことに苛立ちを隠せずにいた。そんな中、後輩の滝川秀基により半ば強引な形で千砂の処女は奪われることになり、二人の間に大きな溝が出来てしまう。お互いのことを大切に想う気持ちを拠り所にしながら、徐々に関係は修復する方向に向かう。作中では、学校生活、青春模様、恋愛感情をコミカルに切なく描いている。 連載終了後は、文庫本として全5巻が発行されている。