吉宗評判記 暴れん坊将軍のあらすじ・作品解説
吉宗評判記 暴れん坊将軍はキー局をANBとして1978年1月7日から始まり全207話ある。人気があり以後20年以上シリーズ化された。 江戸幕府の最高権力者である八代将軍、徳川吉宗、人呼んで暴れん坊将軍は名君との誉れ高い人物であった。その徳川吉宗が市井に飛び出し一介の若侍「徳田新之助」と名乗って悪人どもを懲らしめる痛快娯楽時代劇である。 主人公、徳川吉宗役はマツケンサンバで一世を風靡した松平健である。オープニングは白馬に松平健が颯爽と乗っているシーンが流れる。大岡忠相、辰五郎らだけが吉宗＝徳田新之助だということを知っており、その関係を知る数少ない人々との絶妙な信頼関係や町の火消し「め組」の人たちとのドタバタのホームドラマのような要素も加わり、人間吉宗の魅力が至るところにちりばめられている。そしてドラマの最後は、悪事を行った者たちに、将軍自らが悪を成敗するという痛快無比な設定が絶大な人気を博した。悪人に対し、「余の顔を見忘れたか」「成敗」と言った吉宗の決め台詞と殺陣のシーンは迫力がある。
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