桜2号のあらすじ・作品解説
桜2号は、ABCで2006/10/28~2006/12/16にかけて放送されたテレビドラマで、主人公・朝見鉄矢を載寧龍二、藤崎桜を三津谷葉子が演じている。 たけやまたけを が、ビジネスジャンプ誌上に連載していた同名タイトルの漫画を原作とした愛するものを失った青年を描いたピュアラブストーリーである。 数多くの町工場が集まった東大阪にある朝見製作所の一人息子・朝見鉄矢は、天才的なロボット工学の才能を活かした人工知能を開発し、人間型ロボット・桜2号を完成させた。 親友で一流のフィギュア製作者である小西正樹に外形を依頼、人と見間違えるほどのそっくりさを持ち、一目見た朝見は思わず涙を流すのであった。その理由は、亡くなったかつての恋人・藤崎桜を元にした造形をしていたからである。 アパートに連れ帰った鉄矢は、言葉と動作に笑顔を教え、成長していく姿に慰められるのである。 そんなある日、2号の存在を社員や父・小鉄に知られてしまい、鉄矢はやむを得ず紹介することになるのだった。