犬神家の一族のあらすじ・作品解説
犬神家の一族は、MBSが制作しTBS系列にて1977/04/02~1977/04/30まで放送された金田一シリーズの推理ドラマである。 横溝正史が雑誌・キングに1950~1951まで連載した長編推理小説が原作で、主人公・金田一耕助を古谷一行が演じている。 小説は、1954/8/10には東映が「犬神家の謎 悪魔は踊る」で映画化した他、角川春樹事務所による1976/10/16版、東宝による2006年版がある。また、日本テレビ系列で「蒼いけものたち」のタイトルで1970/8/25~9/29に放送したのを皮切りに、テレビ朝日系列の1990年版、フジテレビ系列の2004/4/3版がある。 金田一耕助は、大神家の顧問弁護士事務所勤務・若林豊一郎から急な調査依頼を受けたのだが、出会う前に依頼者の若林は何者かに殺されてしまう。 犬神家では当主・左兵衛が莫大な財産を残して他界、遺言状は長女・松子の長子・佐清が復員してから公開されることになっていた。 そんな折、顔にゴムマスクを被った佐清が復員するのである。