菊次郎とさきのあらすじ・作品解説
テレビドラマ「菊次郎とさき」は、北野武の同名小説を原作とするテレビドラマで、2003年7月3日から同年9月11日にかけてテレビ朝日(ANB)系列で放送された。北野家の父・菊次郎は陣内孝則が、北野家の母・さきは室井滋が演じた。 また、このテレビドラマは2005年7月21日から同年9月15日にかけて第2シーズンが、2007年7月5日から同年9月13日にかけては第3シーズンが放送されている。 テレビドラマ「菊次郎とさき」は、原作者である北野武が少年時代を送った昭和30年代の足立区梅島が舞台になっている。北野武少年は、昭和30年代の足立区梅島で、腕の良いペンキ職人だが酒癖が悪い父・菊次郎、子どもの教育に血道を上げる母・さき、昔は女義太夫として活躍していた祖母・うし、それに個性豊かな兄と姉に囲まれてスクスクと育っていた。このテレビドラマでは、北野武少年の青春、家族の絆、それに父・菊次郎が巻き起こす騒動などが描かれている。