半分の月がのぼる空のあらすじ・作品解説
半分の月がのぼる空は、テレビ東京にて2006年10月2日から月曜26:00-26:30に放送されたドラマである。電撃文庫では初のドラマ化として、放送前に大変注目も集めた作品としても有名である。原作の舞台は三重県伊勢市だが、ドラマでは栃木県佐野市となっている。 戎崎裕一役を橋本淳が、秋庭里香役を石田未来が、里香の担当医の夏目吾郎役を岡田浩暉が演じるなど、2006年当時の人気俳優、女優を抜擢している。 不治の病にかかった少女と同じ病院に入院した少年との出会いを通して、「いつかは終わりのくる日常」を描いた恋愛物語である。主演の2人が、物語の切なさを見事に演じたことが反響を呼び、深夜枠にもかかわらず、女子高校生などから人気を得た。また、物語に登場した場所に実際行ってみる「聖地巡礼」なども盛んに行われた。 また、2010年には、戎崎 裕一役に池松壮亮、秋庭 里香役に忽那汐里で実写映画化もされ、大きな反響を呼んだ。