天花のあらすじ・作品解説
天花は2004年3月29日から2004年9月25日までNHK朝の連続テレビ小説70作目として放送されたドラマである。 主な舞台は宮城県仙台市と東京都武蔵野市で、ヒロイン役の藤澤恵麻はオーディションで選ばれた。 防風や防雪を目的とした屋敷林（イグネ）に囲まれた農家で育った佐藤天花が自分の天職を探して保育士となり、生まれ故郷に理想の保育園を設立する姿を描いた。高校生のヒロインの前に東京からやってきたという青年・鈴木竜之介から「君と僕は許嫁同士なんだ」と言われ、大きく戸惑うシーンから始まる。 平均視聴率16.2パーセント（関東ビデオリサーチ調べ）と同枠のドラマとしては振るわなかったが、演技経験が全くないヒロイン役の藤澤恵麻の爽やかさが好感を呼び、最終回近くには視聴率20パーセントまで上がった。 脚本を担当した竹山洋は大河ドラマ「秀吉」や「利家とまつ」を担当しており、それぞれで豊臣秀吉役を演じた竹中直人と香川照之も出演しているドラマでもある。
