牡丹と薔薇の評価
牡丹と薔薇についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にドラマを観たレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
牡丹と薔薇の感想
幼少の傷が生んだもの
歪んだ愛情が生んだもの成人してからの展開もすごいですがそれをするにいたる最初は彼らの親たちによって作られたと思います。妻がいながら他の女性を愛してしまった、不倫相手の女性が愛する男性の子供を欲しいと思うのも人間として子孫を残したいと思う観念から考えればなくもない心理ですが、それが病院から奥さんが生んだ赤ん坊を連れ去るという犯罪を生むことになるとは当初誰も想像していなかったでしょう。彼への愛情がいつしか歪んで彼の子供を妊娠して別れて己とという思い、結果彼女は事前に妊娠した振りがバレて逃げられて諦めきれず誘拐した子供が手元に残りました。本当に願っていたことなのかと聞きたくなるようなことです。病院側は責任を追及され、我が子が消えたという母親のショックは計り知れないと思います。歪んだ愛情がまず最初の悲劇を生んだ始まりでした。心の欲求は理性さえも破壊するのかと恐ろしく感じます。育ちの違いと真実を...この感想を読む