探偵家族のあらすじ・作品解説
探偵家族は、NTVにて2002/07/13~09/14まで毎週土曜日に放送された全9話のテレビドラマである。 脚本を石原武龍、大野敏哉、福田裕子が担当、主人公で長男・田中一郎を陣内孝則、長女・田中百合子を稲森いずみが演じた。 東京市多摩にある探偵事務所を舞台に、10年ぶりに帰宅した一郎と妹・小百合らが巻き起こす騒動や人間模様をコメディタッチに描いている。 父・長一郎(平泉成)の葬儀にデコトラに乗って現れた長男の一郎。一郎は、小百合ら家族の前を通り過ぎ、廃業していた事務所の看板を手に取って2代目所長に就任すると高らかに宣言し、ア然としている小百合を副所長に任命した。 さらに、一郎は息子・太郎(神木隆之介)を紹介し、小百合に面倒見てくれと頼むのである。どうやら妻に逃げられ息子と二人暮らしをしていたようであった。 父と喧嘩し家を出たまま10年の間音沙汰もなかった兄・一郎に、小百合は不満をぶつける。しかし、翌日になると一郎は依頼者・藤村さやか(矢沢心)を紹介し、依頼内容の確認と調査を支指示する。