新・愛の嵐のあらすじ・作品解説
新・愛の嵐は、THK（東海テレビ）が制作しフジテレビ系列にて2002/07/01～09/27まで放送された全65話のテレビドラマである。 1986年に東海テレビが制作した同名ドラマのリメイク版であるが、一部に登場人物名や主人公・ひかるの結婚以降のストーリーは大きく変更している。また、2001年に仮面ラーダーアギトで俳優デビューした要潤（猛の青年時代）を起用したことや、石原良純が放送回ごとに異なる奇抜なネグリジェを着用したことが話題を集めた。 三枝ひかると鳥居猛を中心に数奇な運命や愛憎などの人間模様を昭和恐慌が迫る時代を背景に描いている。 大地主の三枝伝衛門（渡辺裕之）は妻・絹（かとうかずこ）、11歳の長男・文彦（山内秀一）、長女・ひかる（桑名里瑛）の4人家族である。 ある日、伝衛門は名前すらない天涯孤独の少年（落合扶樹）を連れ帰宅した。3年前に死亡した次男・猛に似ていたため、後に「猛」と呼ばれる少年である。 しかし、絹は少年を伝衛門と横浜の芸者・琴子との間にできた子供ではないかと疑う。
