砂の上の恋人たちのあらすじ・作品解説
砂の上の恋人たちは、KTVが制作し1999/10/12~1999/12/21にかけて放送した全11話のラブストーリーで、主人公・高野朗:長瀬智也、辻谷黎子:本上まなみが演じている。 恋人・ひとみを失った朗の怒りと憎しみ、ひとみを奪ってしまった黎子の困惑と贖罪の感情は、接するに連れ恋愛感情に変わっていくラブストーリーである。 朗と恋人・ひとみ、友人・絵里花の3人はオーストラリアのパース郊外に出かけ遊んでいると、バギーが突っ込んできてひとみが跳ねられてしまう。ひとみは立ち上がり平気そうな素振りを見せるのだが、翌朝に死亡する。事故による脳挫傷が原因であった。 バギーを運転していた黎子は、ひとみと小学校時代の同級生であったことやいじられていたこと、母親が自殺していたことから、殺意を疑われることになる。 ひとみを奪われた朗は強い怒りと憎しみを抱くのだが、同時に真実を知りたいと思いはじめる。 事故により恋人を失った朗と原因となった黎子が互いに共通する痛みに気づき、恋愛感情に変わっていくのである。