ナイトウィザード The ANIMATIONのあらすじ・作品解説
「ナイトウィザードThe ANIMATION」は、独立UHF局などで2007年10月から同年12月にかけて放映されたTVアニメである。 F.E.A.Rの菊池たけしを中心とした著者によるテーブルトークRPG(エンターブレインより刊行)を原作にしており、その原作と同様、架空の現代を舞台にしたファンタジー作品となっている本作だが、放映開始の時点で原作のシナリオと設定が壮大かつ複雑に入り組んでいた状態にあったため、その膨大な要素の中から必要最低限の部分のみを取り上げて、アニメ用のオリジナルストーリーを展開するという構成になっていた。 物語は、諸々の事情により通称「下がる男」とも呼ばれている主人公の少年「柊 蓮司」と、世界の支配を企む魔王たちによる「七徳の宝玉」を巡っての戦いを描いた、原作の「マジカル・ウォーフェア」のシナリオをベースにしており、全編を通してわかりやすい王道展開に加えて、原作の小ネタも随所に織り込まれていたことから、ゲームとアニメ、双方のファンにも高い評価を受けていた。