お茶の間のあらすじ・作品解説
お茶の間は、日本テレビ系列で毎週土曜日に放送された日本のテレビドラマである。 原作は、講談社の「ミスターマガジン」にて連載されていた望月峯太郎の同名タイトル漫画である。この漫画は、主演・筒井道隆、ヒロイン・高岡早紀で映画化もされた「バタアシ金魚』の続編に当たる作品である。 脚本は、映画「八日目の蝉」などの脚本で知られる奥寺佐渡子、主題歌は安全地帯の「ひとりぼっちのエール」。 渡辺満里奈演じる主人公の塚原苑子は、就職が決まり一人暮らしをはじめる。しかし、一人暮らしに対して成田昭次演じる恋人・花井薫が納得せず、苑子の部屋に転がり込んできたため一人の自由を満喫できない。そのため苑子は本当の自由を手に入れるために恋人の薫と別れることを決めるのだが、苑子を一途に愛している薫は別れたくない。 このドラマには他にプー役で坂井真紀、苑子の上司・長崎役で豊川悦司、苑子の同僚・小金井役で杉本彩などの俳優陣が出演していた。またプーを演じた坂井真紀はその演技が評判となり、この作品が彼女の出世作ともなった。