ひらりのあらすじ・作品解説
ひらりは、1992年10月5日から1993年4月3カまでNHK総合で「朝の連続テレビ小説」枠で放送された日本のテレビドラマである。このドラマは、「朝の連続テレビ小説」シリーズの第48作として放送された。 脚本は、横綱審議委員会のメンバーとしても活躍していた内館牧子。主題歌は、DREAMS COME TRUEの「晴れたらいいね」である。 若花田・貴花田の若貴ブームに沸いて相撲人気がすごかった時代の作品でもあり、平均視聴率36.9%、最高視聴率42.9%を記録する大ヒットドラマとなった。 この作品は、東京の両国を舞台とし、石田ひかり演じる相撲好きの主人公の藪沢ひらりが、相撲部屋「梅若部屋」の手伝い入って部屋専属の栄養士を目指す中での、部屋の力士との交流や渡辺いっけい演じる嘱託医・安藤竜太との恋の模様が描かれた作品である。 ドラマの中での相撲稽古のシーンは、オーディションによって選ばれた相撲経験のない素人が演じていたものとは思えない迫力あるシーンで評判だった。