だまし絵の女のあらすじ・作品解説
だまし絵の女は、TBS系列の「ドラマ23」枠で放送された日本のテレビドラマである。 「ドラマ23」枠は、基本的に1話完結のコメディタッチの短いドラマを放送していた枠で、「筑紫哲也 NEWS23」が始まるまで続いた。このドラマの主な脚本は和泉聖治、熊埜御堂郁代。 かたせ梨乃演じるヒロインの高柳玲子が、金集めを目的として結婚相談所から紹介される男性を手玉に取り、荒稼ぎをするというちょっぴりセクシーなコメディ作品である。玲子は、鈴木清順演じる画家である父・峯夫と一緒に鎌倉に住んでいる32歳の美人である。 玲子が手玉に取ってカモにする男性は、前田吟演じる香水づくりを仕事にしている笹野、ケーシー高峰演じる2人の子持ちで酒屋の主人の小山千吉、高田純次演じる開業医の秋月俊介、本田博太郎演じる詐欺師・麻生の4人。玲子が金集めをしている理由は、父親と一緒にパリに行くためである。 毎回玲子が男と別れるときに、父親の描いた玲子そっくりの裸体の美人の絵を与えて別れている。
