シャツの店のあらすじ・作品解説
シャツの店はNHKの「人間模様」にて1986年1月11日から2月15日にかけて放送された全6話あるテレビドラマである。 脚本：山田太一、演出：深町幸男、音楽：山本直純、制作：近藤晋が担当。 主人公である磯島周吉は、オーダーメイドでシャツを作っている洋裁者である。腕前の評判もよく大物政治家も彼のシャツを好んで着用していた。そんな中、弟子入りを志願して里見がやってくる、妻である由子はシャツの工程ですら手伝わせてもらうことができておらず、20年も一緒にいるのにと耐えていた…。ある日、妻の由子が家を飛び出してしまい、別居状態になってしまう…。由子は自身でオーダーメイドシャツを作り始め、お得意さんまででき好評であった…。 磯島周吉を鶴田浩二、磯島由子を八千草薫、里見昭夫を平田満、磯島秀一を佐藤浩市、村川知子：美保純、村川重彦：杉浦直樹、宇本賢次を井川比佐志が演じている。 また、今作が鶴田浩二の最後の出演作品である。
