必殺仕切人のあらすじ・作品解説
「必殺仕切人」は、テレビ朝日ABC系列で1984年の8月31日から12月28日の期間まで放映されていた時代劇で、池波正太郎の小説「殺しの掟」「仕掛人・藤枝梅安」などを原作にしつつ、独自のエッセンスを加えて再構築を行ったテレビドラマ「必殺シリーズ」の第22作目にあたる作品である。 前作「必殺仕事人IV」の世界観と設定を踏襲しながら、中条きよしが演じる三味線屋の勇次の続投、派生作品である「仕舞人シリーズ」「からくり人シリーズ」でおなじみの京マチ子や芦屋雁之助もレギュラー陣として起用されるなど、豪華なキャスティングがされたことで話題となった。 本作では前シリーズの「仕事人チーム」が解散された直後の江戸を舞台に、京マチ子が演じるお国を中心として新たに結成された「仕切人」チームの活躍が描かれることになる。ちなみに、三味線屋の勇次は本作開始時点で主水たちの元から独立している。 放映終了後の2009年10月7日に全18話を収録したDVD-BOXがリリースされた。