青春の証明のあらすじ・作品解説
青春の証明は1978年11月4日から1978年12月30日までMBSで毎週土曜日22時から22時54分まで森村誠一劇場として全9回放送されたドラマである。原作は森村誠一の同名作品で野生の証明、人間の証明と共に証明３部作の１つである。 主人公の笠岡役を緒形拳、彼の元恋人の麻子役を有馬稲子、笠岡の妻・時子役を藤村志保が演じている。 笠岡は麻子とのデート中に暴漢に襲われてなす術もなく、暴漢を追っていた刑事が麻子を助けたがその刑事は暴漢に殺されてしまう。恋人は「卑怯者」と笠岡に言い残して去って行き、笠岡は逃亡した犯人を捕まえるために警察となり、自分が助けられなかった刑事の娘の時子と結婚する。25年後、笠岡は自分の目の前で勍二を殺した栗山の重要な手がかりを掴むのだが、それはショッキングな事実を知る幕開けとなる、というストーリーである。 多くの登場人物の内面描写が評価された作品である。多岐川裕美が出演したのも話題となった。 ドラマのDVDも発売されている。
