張込みのあらすじ・作品解説
張込みは1970年12月7日から1971年1月11日にかけてNTV系列「ファミリー劇場」内にて全6回にわたり放送された。 松本清張の短編小説であり、初出は「小説新潮」1955年12月号で、1956年10月には短編集である「顔」の1作品として収録され講談社ロマンブックスより刊行されている。映画化や数度にわたるテレビドラマ化や朗読CDなどにもなっている。 監督:小野田嘉幹・高井牧人、原作者:松本清張、脚本:大津皓一、シナリオ原作:橋本忍が担当。 キャスト…柚木:加藤剛、さだ子:八千草薫、下岡:浜田寅彦、石井:江原真二郎らがキャスティングされた。この作品で八千草薫が「ギャラクシー賞第15回期間選奨」受賞した。 警視庁の柚木刑事は、東京目黒で発生した強盗殺人事件の主犯である石井を追って昔の恋人である横川さだ子が嫁いでいる九州S市に向かい、横川家の近くにある旅館で張り込みを開始するが、ただただ単調な日常生活が繰り返されるのみであった…。