武田信玄のあらすじ/作品解説

武田信玄のあらすじ・作品解説

武田信玄は、よみうりテレビ制作・NTVにて1966/07/02～1967/03/25まで土曜19時から30分枠で放送された、全39話の時代劇ドラマである。 戦国時代の大名・武田信玄を扱った最初のドラマで、小国甲斐に生まれた頃から川中島の決戦までを描き、倉岡慎太郎が主演を担った。 戦国時代、小国甲斐の戦乱を治め大名となっていた武田信虎と大井婦人の間に太郎（後の勝千代、晴信、信玄）が生まれた。兄・竹松が夭折したことから嫡男となるのだが、父・信虎は後に生まれた弟・次郎（後の武田信繁）を溺愛し、次第に勝千代を遠ざけるようになる。 天文5年（1536年）成長した勝千代が元服し、室町幕府12代目将軍・足利義晴から1字を貰い受け「晴信」と改名、継室となる左大臣・三条公頼の娘である三条夫人を迎える。 信虎は信濃を領すべく北へ進路を取る。着実に領土を拡大する信虎の軍勢であったが、信虎と家臣たちの間には亀裂が生じ始めていた。 晴信は、重臣の板垣信方や甘利虎泰、飯富虎昌と打ち合わせ、信虎追放を画策するのである。

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