忍者部隊月光のあらすじ・作品解説
「忍者部隊月光」は、第二次世界大戦中が舞台の吉田竜夫原作の漫画「少年忍者部隊月光」を現代に置き換え製作された子ども向け特撮番組で、1964年1月3日から1966年3月31日まで主演水木襄でフジテレビ系列において放送されたモノクロの作品である。 忍者部隊は世界平和を守るため、「あけぼの機関」に所属する伊賀流と甲賀流忍者の末裔で結成された部隊である。隊長の呼び名は月光といい、他に月輪･名月･月影･三日月などと呼ばれる隊員たちがおり、革のジャンパーに網で覆ったヘルメット、背中には刀を背負うといういでたちで、ピストルは使わず手裏剣や忍術を駆使しながら敵対する「ブラック団」･秘密結社「マキューラ」･妖術を使う「まぼろし団」という敵を倒していく。当時劇中の手裏剣投げのポーズは子どもの間で流行した。 この番組は「Phantom Agents」というタイトルで海外にも輸出され、アメリカやオーストラリアなどでも人気があった。
