グンの激走はいまだに燃えるし、歩惟の成長はいまだに泣ける
あえて第三部のみ語りたいヒデヨシが死んだ第一部は衝撃だった。二部の星野との闘いや歩惟へのプロポーズも語りたい。しかし、あえて三部のみに絞る。8年間の連載の全てを語るのはあまりにも困難だし、ヒデヨシについては十分語られているだろう、という考えだ。三部に入る前にちょっとだけ書いておくが、これを書くために再読すると、一部の前半は結構読みにくい。1980年代前半、30年以上前でしかもラブコメっぽさもあり、現代の若者の恋愛とのギャップ、「不良」という存在の受け入れ方の違い、などが目に付く。さらにしげの氏の絵も正直言って上手くない・・・だが、これが二部、三部となると完全にモータースポーツものとして洗練されていく。何といってもキャラとともにしげの氏の画力も上がる。1巻のみ読んで最終巻見たら歩惟はどこに行ったんだ?誰だこの美人は?と思うだろうそんなわけで、以下三部の魅力を語る 何といっても歩惟の成長が...この感想を読む
4.04.0
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