迫力満点 - Sエス-最後の警官-の感想

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Sエス-最後の警官-

5.005.00
映像
5.00
脚本
5.00
キャスト
5.00
音楽
5.00
演出
5.00
感想数
1
観た人
1

迫力満点

5.05.0
映像
5.0
脚本
5.0
キャスト
5.0
音楽
5.0
演出
5.0

目次

連ドラとは思えないクオリティ

まるで映画を見ているかのような迫力がありましたね。毎週毎週ハラハラしながら見てましたもん。特殊部隊っていうだけあって普通の刑事ドラマみたいに犯人を追って逮捕するっていうシンプルな感じじゃなくて戦闘シーンとか盛りだくさんのドラマでした。毎回結構ど派手なアクションがあってあっという間に1時間過ぎちゃうくらい最初から最後までが怒涛なんですよね。連続ドラマでこれだけのクオリティってすごいと思います。毎回の撮影も大変だったんだろうなーなんてぼんやり考えながら見てましたね。とにかく一號のアクションがすごいんですよね。さすが元プロボクサーっていうだけあって接近戦の時が一番すごかったです。刑事に珍しく素手で戦うっていうのがすごいんですよね。だからこそよりリアルというか迫力重視にしたんじゃないでしょうかね。これだけのハイクオリティな作品はそうそう見たことないですよ。

異色の経歴

そもそもプロボクサーから警察に転職って聞いたことないですね。大体29歳だったらまだ現役でもおかしくない歳でしょうに。でもきっと強くなるのにはボクサーが一番だったんでしょうね。そこから警察を目指すっていうのがすごいと思うんですけどね。警察もなるのって大変なのによくなったなと思いますよ。きっと並々ならぬ努力をしたんでしょうね。ボクサーと警察じゃやることが全然違いますからね。でも誰かを守るっていう意味ではどっちも同じようなものなのかもしれません。ただ、どっちも下手したら死んじゃうかもしれないっていう危険性はあるからゆづるも気が気じゃなかったでしょうね。ましてや一號は無茶するタイプですからね。余計に心配だったと思います。でもゆづるも看護師だから何かあった時には助けにもなれますしね。きっとそれもあって看護師っていう道を選んだのかもしれませんね。2人とも目の前で人が殺されたのを見たからより死というものに対して敏感というか誰も死んでほしくないっていう気持ちは誰よりもあるんでしょうね。

伊織との相性抜群

一號と伊織っていつもケンカばっかりしているけど、相性いいんですよね。っていうか二人とも似た者同士なんだと思うんですよね。目指すところは違うけど、自分の信念を貫こうとする意志の強さみたいなものは共通するものがあると思うんです。だからこそ合わないっていうのもあるのかもしれませんけどね。後はお互いに苦手っていうか嫌いなタイプっていうのがあるのかもしれません。一號はどっちかっていうとザ・熱血っていう感じのタイプだし、伊織は逆にいつでも冷静沈着ですからね。真逆の性格だから合わないのかもしれません。それに伊織は犯人に対しての憎しみっていうかもう殺しても構わないってくらいとことんなところがあるから一號からしたらそれが許せないのかもしれませんね。自分はどんなに犯人が憎くても逮捕して法の裁きを受けてもらうっていうのを信条としてますからね。そういうところを考えると2人はどこまで行っても分かり合えないのかなと思いますね。

ただ犯人確保の時はコンビネーションがバツグンなんですよね。考え方とかは合わないけど、こういう時は相性抜群っていうかきっと戦闘に関しては2人とも息がピッタリなんでしょうね。普段のあのケンカっぷりとは思えないくらい阿吽の呼吸というか。普段仲が悪いとはとても思えないですね。でもSATから出向するって意味あったんですかね。スパイとは違うだろうし、わざわざ伊織が行く必要はあったのかなっていうのが疑問でしたね。しかもその後またSATに戻るなら最初からそんなことしなくてもよかったのでは・・・?って思っちゃうのは私だけなんですかね。伊織もNPSの人たちとあれだけ関わっていたんだからそのままいればよかったのになと思うんですけどね。やっぱりSATの考え方が自分に合っているからって、それは変わらないんですね。

黒幕の存在がまさかの・・・

まさかのとは言いましたけど、なんとなくわかってはいたんですけどね。だって明らかに霧山さんの言動とかが怪しかったですもん。これで霧山さんがシロなわけないんですよ。でもこのドラマを見ると上に立つ人って何でもできちゃうんだなって思いましたね。自分の理想を通すために新しい部署を作ってそれを通しやすくするなんて汚いことを考えるなと思いましたね。こういう人がいるから全然世の中が良くならないんですよね。それにしたってやることが大胆っていうか、人の命をなんだと思っているんだって話ですよね。これじゃまるで警察官も犯人もお互い死んでも仕方ないみたいな感じじゃないですかね。それで今の警察が良くないとか言ってもどっちになったってよくなるわけないじゃないですかって話ですよ。霧山さんも結構クレイジーなこと考えてますね。後は私的に気になったのはいつも霧山さんのそばにいる天城さんですね。この人も絶対何か企んでますもん。霧山さんの右腕みたいな感じだけど彼の考え方には賛同しているというよりもそれをさらに自分の手で改良してやろうとでも思っているんじゃないでしょうか。正木もいいように利用されてますよね。彼だってもともとそんなに悪い人ではなかったと思うんですよ。何がそんなに彼の生き方を変えてしまったのか・・・霧山さんとの出会いなんでしょうかね。そのままいればもしかしたらこんな風に警察から付け狙われることもなく平穏な人生を送れたんじゃないかなと思うんですけど。というか全て霧山さんの思い通りに仕向けられていたっていうのが嫌なところですよね。NPSの人たちはその信念に共感して働いているのにそれが利用されていたなんてこと知ったら何のために働いてきたのかわからなくなっちゃいますもんね。でもこういう刑事ドラマとかにあるあるなシナリオと言えばあるあるなのかもしれないですね。大抵いい人そうに見えた人とか妙に親切じみた人ほど一番悪い人っていうのがお約束みたいなものですからね。

一號とゆづるには幸せになってほしい

この2人は早くくっつけばいいのにって思っちゃいますね。なにせもうお互い両想いだってわかっているんだからなにも迷うことはないと思うんですけどね。まぁ、一號の場合はいつ死ぬか分からないからなかなか踏み切れないのかもしれませんけど。でもゆづるもほんと一途というか一號のことを心から信じているんだっていうのがよくわかりますね。世話焼き女房みたいな感じになりそうな気もしますけどね。ケンカしても一號が負けてますしね。一號が優しいからっていうのもあるのかもしれませんけど。でもゆづるのご両親のこともあるから一號の並大抵の覚悟では結婚とかまでは行けないんだと思います。そりゃ仕事上っていうのもあるかもしれませんけど、きっと自分ではまだ結弦のことを守り切れないと思っているのかもしれませんね。ボクサーになって力をつけて警察になって守れるだけの力をつけたけど、それでもまだ足りないんでしょうね。あとは一號自身がゆづるのことを幸せにできる自信がないのかもしれません。もしくは自分と一緒にいることで危険な目に遭うのかもしれないと思っているっていうのもあるのかもしれませんね。でも私的にはこの2人は幸せになってほしいと思うんですけどね。こんなにお互いを想い合っている2人だからこそ幸せになるべきなんじゃないかと思いますね。

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