視点が良かった - 表参道高校合唱部!の感想

合唱がテーマの新しさ

今までのドラマの中で合唱をテーマにしたものってスペシャルドラマとかではあったけど、連ドラではなかったと思うんですよね。しかも合唱の曲が出来上がるまでの過程じゃなくて合唱を通してどんな風に人がつながるのかを教えてくれる素敵な作品だったと思います。それに合唱は決して一人ではできませんからね。仲間がいないとハーモニーも何もありませんから。それにこのドラマが素敵なところは家族全員が合唱大好きだっていうところですよね。家族みんなで歌を歌うって素敵だと思うんですよ。歌であふれている家庭って明るくていいですよね。どんな時でも歌って毎日楽しく過ごせるのって幸せだと思うんですよ。そういう明るい家庭っていいと思うんですよ。でもいまどきそんな家族もいないですよね。ドラマの中だけとはいえちょっと羨ましいなと思いましたよ。ストーリーのすべてが合唱で成り立つように構成されているのがいいですよね。毎回違う歌を合唱しているから今週はどの歌かなとか楽しみにしながら見てまし

友情と愛がもりだくさん

高校が舞台っていうだけあって青春っていう感じの爽やかさが全体的にありましたね。というか最初の方はちょっと高校生らしいっていうかあるあるのいじめっていうか生徒の中でランク付けがあるのっていうのはどのドラマも変わらないんだなっていうのがありましたね。一軍とか二軍とか圏外とかそういうのがあるのって嫌ですよね。私が学生の時なんてそんなのありませんでしたからね。今の学校ってそういうところがあるのがちょっと問題ですよね。先生たちもそういうのを見て見ぬふりしているんですかね。それとも気づかないようにしたたかに生徒たちがやっているのかどっちかだとは思うんですけど、ちょっと怖いですよね。こういうのが子どものうちからあるとトラウマとかになっちゃいますもん。だから自殺する子が絶えないんでしょうね。増えていく理由にはきっとこれがあると思うんですよ。でも友情ってそういうの関係なしに芽生えるものなんですね。それに真琴みたいな子がいればそんなランクとか関係なしに色んな子と仲良くなれますからね。現に物語の後半何てもうランク関係なしにみんなで一つになっていた感じがありましたからね。それに恋愛も高校生っぽいっていうか甘酸っぱい感じがしてみててキュンキュンしましたね。それに高校生らしい葛藤の様子が分かりやすく描かれていたので、見ていると自分の学生の頃を思い出すっていうか懐かしく感じながら見てました。

恋愛模様が少女漫画っぽい

なんていうかものすごい少女漫画っぽい感じの描写が多かった気がしますね。私的にはこれくらいが好きだからよかったんですけどね。特に里奈がすごくかわいかったです。祐のことが好きなんだけどそれを気付かれないようにしていたところがまた健気でしたね。でも祐がゲイだっていうことを知ってちょっとショックだったと思います。それも同じ合唱部のメンバーの大輔が相手っていうね。でもその大輔は里奈のことが好きだからなんていうか複雑な三角関係っていう感じですよね。でも祐も大輔も自分の気持ちを相手に伝えないでいるっていうのがまた切ないっていうかなんて言うか・・・。部内で色々な恋愛模様が描かれているのが面白いところだと思うんですよ。優里亞も快人のことがずっと好きだったのにそれを悟られないようにしてたし、でも最後の方になって優里亞も変わりましたね。自分の気持ちを素直に快人に伝えてましたからね。最初の頃のちょっといじわるなころから考えると180度変わりましたね。こっちの優里亞の方が断然人気でると思うんですよ。それになんだかんだいって合唱部のみんなとも仲良くなってましたしね。特に美子ちゃんをイメチェンさせていたところなんかもうずっと前から友達だったんじゃないかってくらい仲良しな感じでしたからね。きっと元は姉御肌っていうか面倒をみたがるタイプなんでしょうね。しかも恋愛に関することへの食いつきがとんでもないところはやっぱり女の子なんだなって思いましたね。あの時の優里亞は可愛かったですね。美子のために色々やってあげていたのがほんと可愛かったです。あとは何といっても真琴と快人の恋模様は何とも言えない胸キュンがありましたね。快人は多分結構前から真琴のこと好きだったと思うんですよね。自覚はありませんでしたけど、少なくとも真琴と関わるうちに徐々に惹かれてていったのは間違いないと思うんです。それこそ何かあったら香川、香川ってなってましたからね。これで分からない方がおかしいですよ。だから優里亞はきっと複雑な気持ちだったと思います。快人のことは好きだけど、その快人は真琴のことが好きで、自分のことは幼馴染以上には思っていないんだってことが分かっちゃったわけですからね。そこで潔く身を引いた優里亞はかっこよかったと思います。将来いい女になること間違いないでしょうね。大輔は里奈への想いを早く伝えて結ばれてほしいですね。里奈もまんざらじゃない感じでしたし。もしかしたら案外うまくいくかもしれないですね。

愛の歌がいい

このドラマのキーになってくる愛の歌がいい歌なんですよね。メロディもしっとりしていて合唱っていうよりもバラード曲って感じがしました。中島美嘉さんが歌っているっていうのもあるのかもしれませんけどね。でも合唱で聞いてもいい歌だなと思いましたね。なんていうか心にジーンとくるというか。聞いていてすごい心が温かくなるっていうんですかね。伝説っていうだけのことはあるなっていう感じでした。これ歌ったら確かに愛が芽生えるかもしれないですね。曲調がすごく頭に残るっていうかテンポもゆっくりだからすごくいいんですよね。お母さんとお父さんがこの歌で結ばれたっていうのも納得できます。しかもこの歌を学生が作ったんだっていうことを考えたらすごいですよね。こんなにいい歌を高校生が作っちゃうなんてすごいと思うんですよ。でもお父さんもすごいですよね。放浪の旅をしながら少しずつ曲を書いていくなんてすごいと思います。うどん屋さんじゃなくて作詞家とかになればよかったのにとか思っちゃいますね。香川と言えばうどんだからっていうのもあるのかもしれないですけどね。きっと音楽関係の仕事した方がお父さんには合っているのかもしれないですね。でも音楽であふれているうどん屋さんっていうのも悪くないかもしれないですね。うどん屋さんってちょっと静かなイメージっていうのがあるので、歌で活気ある感じが明るくていいと思うんですよね。うどんがくるまでの時間に香川家が歌ってくれたら待ち時間的も暇にならずにすむと思うんですよ。待っている間に楽しい気分になれますからね。

ゲストが豪華

毎話出てくるゲストが豪華だなって思ったんですけど、中でも8話で中島美嘉さんが出てきた時はびっくりしましたね。というか中島さんって自分が主題歌を歌っているドラマに出る確率高いと思うんですよ。それにこれがまた演技がうまいんですよね。すごい自然に演じているというかもはや女優でも行けるんじゃないかと思いますね。それに役名もきっと名前を並び替えただけなんですよね。そういうところに遊び心を感じましたね。それに石丸さんが詐欺師の役だったり、西川先生がでちゃったりって結構いろんな人が出てきている豪華なドラマだなと思いましたね。