動物に癒される映画
犬派?猫派?
私は犬も猫も飼っているのでどちらとも大好きです。この映画はドラマ版の方もみていました!映画では犬派と猫派の戦いみたいな構図になっているんですね(笑)時代劇風味であるだけで内容は現代風のコメディなので、とっても面白いです。こういう動物の演技って本当にすごいですよね!とくに玉之丞役の猫ちゃんたちの演技!本人たちは演技してるだなんて思ってはいないでしょうが(笑)猫は得意分野によって1つの役を何匹かで演じることが多いとききます。玉之丞は3匹で演じているそうです。一番メインで演じてる子はあなごという子で、元々は野良猫だったとか!若そうにみえますが。けっこうご高齢の猫ちゃんらしいです。よく鳴く子らしいので映画のなかで鳴くシーンや少しびっくりしているような猫ちゃんがたぶんあなごではないかなって思っています。
頭は動物好き
猫派と犬派の戦いなんですが、じつはそう思って戦っているのは子分や下のものだけっていう(笑)猫の暗殺を企てた子分に対して犬派の頭は動物を斬るなんてと!猫派の頭もかわいい犬ですねって褒めてるし、二人共ただの動物好きなんですよね。なのでそういう構図はありつつもまったく事件らしい事件は起こりませんでした。この設定いるのかな?って思ってしまいましたね。
敵討ち
これがこの映画の一番のテーマだったのかな。前場新助の登場により敵討ちについてのお話が絡んできます。なんで敵討ちをするのかというお梅の疑問にそれはおきてだからと返す前場。そんな前場に狙われるのは新右衛門なんですが、彼はお金を積まれてやっただけだと。斬って欲しいと班目に頼む前場ですがそれはできないと断られてしまいます。その理由はその人にも家族がいるからと!回想で切腹のさい首を斬れなかった描写がでてくるのでそれれトラウマなのかな?って思ったのだけれど詳しい詳細はわからず。推測でしか判断できなかったのでちょっと残念でしたね。
映画よりドラマかな
先にドラマの方をみてしまったこともあり、あまり脚本には馴染めませんでしたね。あんなにドラマは楽しかったのにとスタッフさんを確認したらけっこう変わってることがわかり納得しました。ノリとか間合いとかは好きなのになんか残念だなって思ってしまいます。もうちょい脚本を練ってほしかったかなっと!好きな作風ではあるので本当に惜しいんですよね。いらない設定や人物はいるし、ここはもうちょっと深く掘り下げてほしいなってところはあっさりしているし。次作に期待です!
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