こんなアイドル好きですか？ - 星くずパラダイスの感想

アイドルもののマンガやゲームは１ジャンルとしてつったてる

アイドルを扱った作品とて数多くありますがこの作品はすごい数のキャラクターが登場してきてかなりクセもあるやつが多いですしどっちかというとイロモノタレント気味な感じばっかりしますがそいつらが見たくて思わず読んでしまいました。それにアニメーションやドラマCDにもなりましたのでそちらもこの星くずバラダイスの世界を広げているんですが声優さんが林原めぐみさんとかオレンジロードのひかるちゃんの声だった原えりこさんだったりちょっとときめきますが、このマンガはマンガオンリーとしてもかなりパワーがあると思います。

かわいいアイドルにお近づきになりたい

結城りなはとてつもない行き過ぎツンデレ系（本当たまに真剣にキツイ）なのでその点からも主人公はオッケーとはいかない感じです。異母兄弟みたいな設定だったのでその気になれば主人公のひろしもりなも結婚は出来るのかも知れませんがどうなるか、ハッピーエンドなのかとかわからないままになっていたような、でもどこかしらの結果は出ていたんでしょうかね？すごいケンカばっかりしてこういう人間関係リアルすぎて怖いなあと思ってました。

ハーレムのはずなのにハーレムじゃなかった

ヒロインのりなは完璧なのにすごい勢いでひろしと敵対関係でしかもひろしはアイドルりなの付き人で半分以上奴隷扱いですしこの作品のほかの女の子キャラクター達にも囲まれてていますが伊集院 ありすもかわいい系アイドルなのにどこか行き過ぎてますし奈良科 ゆきさんとか幽霊系のキャラクターはこんなの芸能界に入るなよってくらい薄暗くて不気味な女ですし。姫宮 佐百合とか何となくガラスの仮面の姫川亜弓を思わせる女優もちょい我が強すぎて美少女キャラの範疇に入るのか入らないのか微妙な線あたりです。あとマギー・ギャンバレとかアメリカの歌手が出てきましたがこの人も美人かも知れませんが主人公を拉致ったりする豪快勘違いキャラクターなので残念ながらハーレム美女の一人とは言いがたいような気がしますね。ということで主人公が美少女に囲まれていい気分になるうらやましい作品ではなくて女共にこきつかわれてボロボロになっていったりというシンデレラ的なストーリーという気さえしました。コミックは全11巻で短編でもなくまったく長編でもなく無理やり伸ばしたりはなくて丁度満足する辺りで終了なので楽チンに読めます。