大きいけれど最高にかわいいアイアン・ジャイアント。
少年と巨大ロボット。昔からこのフレーズは多くの人の心をときめかせてきました。
期待して見ていた以上のできで感動したアニメの一つです。
いつも思うのですが少年や少女は未知の生き物に対しての慣れがとても早いです。
心が純粋だからなのでしょうか。色々なしがらみのある大人に比べてだからこそロボとすぐに仲良くなれるのでしょうね。
こういう特殊なロボットに対して必ずそれをつきとめたり探ろうとする大人がでてきます。
アイアンくんは一体どこからきたのか。そんなことはこのアニメのテーマ的には重要ではありません。
最初は恐れられていた存在の彼ですが、ヒーローにあこがれています。やはり一番の泣き所は軍からのミサイル攻撃を迎撃するために自らの体を犠牲にして飛び立つところですね。
そしてそれは悲壮感があるわけでもなく、これで自分も憧れのスーパーマンになれるんだという満足で心が満たされたアイアン・ジャイアントの顔です。あれは涙なしには見られません。
自分は悪いロボットじゃないんだ。むしろみんなを助けたいんだ。そんな彼のやさしさや純粋さが現れていたと思います。
最終的にバラバラになった体は元どおりになるのでほっとしたのですが、その伏線もその前に少しだけ入れていたのがにくいなと思いました。
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