大げさすぎない
スポーツ漫画の多くが大げさな技を使うキャラクターか多いような気がします。しかし、この漫画は試合の戦術やプレーを現実的な書き方をしているので読みやすい。天才の兄を事故でなくして、兄の心臓を移植して生きながらえるという設定が最初で出てきたのは衝撃でした。選手でいたいけど、練習試合で怪我をさせたことがトラウマで中学の部活ではマネージャーをしてる所は優しい駆の人柄が出ていると思う。兄を亡くしてから、自分がどれだけサッカーを好きかを気づき、三島やレオナルド・シルバなどのチームメイト、ライバルを通じて成長していく姿をえがいてるので、サッカー漫画だけでなく青春漫画としても楽しめました。三島と駆が深夜のトレーニングで編み出したφトリックを真似したいと思うサッカー少年が沢山いると思った。すごいのは駆だけでなく、三島、佐伯、シルバ、荒木のサッカー技術と、豊富な知識はとても勉強になりました。幼馴染の中塚は技術もないが、足の速さと何事も一生懸命な所は自分も親しみを込めて読むことができました。全国制覇した後、プロリーグでサッカーをすることになった駆と中塚はプロの中での練習で沢山のことを学び、成長していくのが気になって早く次の話を読みたくなります。駆の成長がこれからの楽しみです。
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