ブルーウォーターが消失した後のナディア
ふしぎな海のナディアTV版は神作品だったので、その後のストーリーとして制作された劇場オリジナル版にも期待が高まりますよね。
ノーチラスメンバーは出てこないのが残念に思うかな…
ただ作品そのものの訴えたいことは、ダイレクトに観る者に伝わり、心ふるえる。
エヴァンゲリオンの前身作品といえる「ナディア」シリーズらしく、命の尊さ、人間の愚かさなど訴えていると思う。
人造人間という設定もエヴァンゲリオンの綾波レイなどに近いものなのではないでしょうか。
ジャンとナディアの成長した姿が観れるだけでも、ファンとしては嬉しい作品のような気がします。
もちろん、三人組のグランディス、ハンソン、サンソンも新しいグラタンで登場しますしね。しかしテレビ版に比べて、この作品に登場するグラタンは機能的にも、見た目的にも劣るのでガッカリするんですよね。
またテレビ版ではノーチラス号の超文明にワクワクできたんですが、それがないので引き込まれないのは残念です。
脚本というか、原作でも何かアトランティスの遺跡を残っていたかたちで登場してくれたら嬉しかったんですけどね。
残念なところは色々ありますが、ストーリーそのものはしっかり仕上げられており、ファジーが最後に蒸発してしまう場面では涙しちゃいます。
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